不思議な道具も使う死神ストーリー。【オススメ本】うしろ/後藤リウ
いまやポケモンに勝るとも劣らないほど、子供たちの人気を誇る「妖怪ウォッチ」ですが、その開発会社レベルファイブが2008年に発表したゲーム
それが『うしろ』です!
肝心のゲームは、まだ発売していません!
たぶん途中まで作ったとは思うんですが、開発が頓挫したのか作ったら面白くなかったのか分かりませんが、発売未定のままになっています。
現在のところ発売中止の発表もありません。
さて、いつまで経っても発売しないにも関わらず、意外と楽しみにしていた方達がそれなりにいたようで、とりあえず何か出そうという事で、小説が作られたようですね。
【あらすじ】
「おまえの命と引き換えに、願いをひとつ叶えてやろう」
校舎の屋上で西崎七名子が出会ったのは、ふつうの人には見えないはずの“死神”だった。
宇城霊一郎と名乗るその死神は、不思議な道具と能力で、死にゆく魂を捕獲するというのだが……。
新世代死神ストーリー開幕!
感想
まず、表紙がいいですね。
ホラーっぽさを残しつつ、カジュアルな雰囲気も併せ持つ中高生が手に取りやすいデザインになっています。
恐らくターゲットユーザーもその辺りの年齢層でしょうし。
内容としては、文章表現は当然ながら固すぎずライトノベル的で、これまた中高生を意識した文体になっていると思います。
ホラーっぽさを出すためなのか難解な漢字が使われたりしていますが、そういった漢字にはルビがふってあり、読みやすさに配慮してあります。
また、複雑な物語ではありませんのでその点も読みやすいです。
世界観や主人公が使う小道具など、ゲーム化やグッズ化を意識した設定にしてありますね。
(ほんとにゲーム化するのかなあw)
補足
現在、3巻まで出ています。
気になった方は、各シリーズぜひ読んでみてください。
ちなみに1~3巻すべて買っていますが、3巻だけまだ読んでません(´・ω・`)