音風景を巡る旅情ミステリー!【オススメ本】うさぎ幻化行 / 北森 鴻
「うさぎ幻化行」
書店をうろついている時に、この素敵な響きのタイトルに惹かれて買った記憶があります。
急死してしまった義兄・最上圭一が遺した、
「うさぎ」にあてた不思議な“音のメッセージ”。
圭一から「うさぎ」と呼ばれて可愛がられていたリツ子は、
それが環境庁の選定した日本の音風景百選の一部だと気づくが、どこか不自然さを覚える。
謎を抱えながら音源を訪ね歩くうちに、リツ子が発見した奇妙な矛盾とは―。
音風景を巡る謎を旅情豊かに描いた連作長編。
日本の音風景百選が題材にされているだけあって、
話の内容は各地方が舞台になっています。
読んでいるだけでちょっとした旅行気分になりました(・∀・)
ジャンルとしてはミステリです。
種明かしされた時は、
なるほどー、
だからあの時あーだったのかー、
と関心しつつスッキリした読後感でした(*´∀`)
ネタバレは良くないし、感想書きづらいなあw